新大阪から岡山へ出発
朝8時前、新大阪駅に到着。通勤ラッシュの雰囲気を少し感じながら、新幹線のホームへ。今回は「ひかり号」に乗車し、約60分の快適な旅で岡山駅へ向かいました。車窓から見える朝の景色を眺めながら、旅のスタートに心が躍ります。
出発前に新大阪駅構内でビールとお惣菜を購入し、車内で軽く朝ごはん。新幹線の中では、妻とどこを観光しようかと話し合いながら、朝からビールを飲んで楽しく過ごしました。旅行ならではの特別感を味わいながら、ゆったりとした気分で朝の一杯を楽しみました。
岡山観光:後楽園と岡山城
岡山駅に到着後、まずはバス乗り放題チケットをもらいにバス総合案内所へ。スタッフの方から丁寧な説明を受け、手続きはスムーズでした。
ほどなくバスが到着し、乗り込んで後楽園へ向かいました。チケット売り場で入場券を購入し、園内マップを手にいざ散策スタート。整備された大きな池、芝生の広場、浮島や魚の泳ぐ風景に癒されながら、たくさんの写真を撮りました。
途中の丘に登ると庭園全体を見渡せる景色が広がり、高い視点からの眺めは格別。その後、池に咲くハスや、甲羅干しをする亀の姿にも癒されました。
散策中に見つけたお茶屋さんでビールでも……と思いましたが、まだ時間が早かったので、また歩くことに。
次に向かったのは岡山城。後楽園との共通チケットでスムーズに入場できました。入ってすぐに掲示されたパネルを読み、歴史を学びました。
おすすめルートに従って館内をめぐり、天守閣の6階へ。天守からの景色は圧巻で、後楽園も見渡せましたが、上から見ると意外と狭く感じたのが印象的でした。
展示を見ながら5階へ降りると、金の鯱(しゃちほこ)が見える窓があり、その美しさに思わずシャッターを切りました。
路面電車の駅へ向かう途中、暑さが増し汗ばむなか、岡山県庁の近くを通りつつゆっくり歩きました。ちょうどよいタイミングで路面電車が来て乗車できたものの、車内もかなり暑くて大変でした。
倉敷へ移動、美観地区へ
岡山駅で少し商店街を散策した後、電車で倉敷へ。同じように観光客らしき人たちもちらほら。
倉敷駅に到着後は美観地区へ直行。途中の「センター街」を抜けながら町の雰囲気を楽しみました。
到着後まずは観光船を予約。最短で16:30発しか空いておらず、迷いましたが予約。そこからは3時間以上の空き時間を利用して、町をしっかり散策することにしました。
倉敷名物のエビめしとデミカツを「杏(あんず?)」でランチ。しっかり味で大満足。
ジーンズ専門店やお土産屋さんが立ち並ぶ通りを歩き、「ジーンズ生地のバッグ」を見つけました。あとで買いに行こうと決めていたのですが……。
その後、ワイナリーへ行ってみるも時間外で閉まっていた、近くの阿智神社へ。100段以上ある階段を登ると汗だくに。参拝後に御朱印をもらい、帰り道で白いニワトリと餌箱に来たスズメの微笑ましい姿を見かけました。
喉が渇いたので見つけたジャズバー風のお店に入り、ビールで一休み。光るコースター付きのクリームソーダが有名なお店でした。
その後、再びワイナリーへ戻ってワインを試飲。3種類のワンショットセットでしたが量が少なく、味も薄めで満足度は今ひとつ。
お気に入りのバッグを買いに戻ったものの、店はすでに閉店しており、窓越しに眺めるだけとなってしまいました。
クライマックス:観光船と夕食
そして、ついに観光船へ乗船。船頭さんの解説が非常に詳しく、倉敷に来て最初にこれを体験すればよかった!と思うほどの内容でした。夕方の風が心地よく、旅の締めくくりにふさわしい時間でした。
下船後は駅に向かって戻る途中、アーケード街は水曜日で多くの店が閉まっていて少し寂しい雰囲気に。
帰りの電車はラッシュ時間帯で混雑。その中で今日の夕飯をどこにするかを相談。
岡山駅に着いてから飲食店が集まるエリアを歩いていると、「このお店やん」と思える店を発見。それが「庄や」。
魚が美味しく、お酒も3杯で1,100円とお得。ままかりやマグロの量り売りもあり大満足でした。
岡山駅でお土産と新幹線用のおつまみ・ビールを購入し、夜8時過ぎ発の新幹線で新大阪へ。車内では旅の余韻に浸りながら静かに過ごしました。
新大阪駅に到着し、帰宅。
旅を終えて
岡山・倉敷観光をもっと楽しむためのヒント(2025年最新版)
岡山と倉敷は、関西圏から新幹線で気軽に行ける日帰り旅行にぴったりの観光地です。特に「後楽園」「岡山城」「美観地区」は、2025年現在も国内外の旅行者に高い人気を誇っています。
【アクセス】
- 新大阪駅 → 岡山駅:約45分(ひかり・のぞみ利用)
- 岡山駅 → 倉敷駅:約17分(JR山陽本線)
【おすすめグルメ】
- エビめし(岡山名物、黒いソースの焼き飯)
- デミカツ丼(岡山独自のカツ丼スタイル)
- ままかり(倉敷名物の酢漬け小魚)
【観光のポイント】
- 美観地区や観光施設は夕方になると17時前後で閉店するお店が多いため要注意。観光は早めの行動がおすすめです。
- 後楽園は朝の時間帯が静かでおすすめ(開園8:00)
- 観光船は早めの現地予約が必須(混雑注意)
- 倉敷美観地区は平日水曜は休業店舗が多め、事前チェック推奨
【ワンポイント】 倉敷デニムストリートでは、ジーンズ素材を使ったバッグや小物がSNS映えすると話題。数量限定の商品もあるため、気に入ったら迷わず購入を!
最初は「日帰りだし、観光地も限られてるし時間を持て余すかも?」と思っていましたが、なんやかんやで時間はあっという間に過ぎ、思っていた以上に充実した一日でした。
歩いて、見て、食べて、飲んで、しっかり満喫できた楽しい日帰り旅でした。