2025年夏・九州縦断ドライブ旅レポ(1日目)

未分類

◆ 1日目:8月9日(金)

▶ 2時半起床、いざ出発!

まだ夜も明けぬ午前2時半、目覚ましの音で起床。前夜の荷物準備は完了していたものの、やはり早朝(というか深夜)の出発は眠気との戦い。軽く顔を洗い、準備完了。
連休初日ということもあって、夜明けるまでに大阪を越えたいなと思い、3時ちょうどに真っ暗な三重県伊賀市の自宅を出発。外気温は22℃前後で、思っていたよりは涼しい。ハーフパンツにTシャツだと、なんか少し寒いような気がしました。エンジン音とともに、今回の九州縦断ドライブ旅が静かに幕を開けた。


▶ 王寺駅で妻と合流

約1時間で奈良県王寺に到着。まだ空は暗く、車も少ない。妻を乗せていよいよ本格的な旅がスタート。


▶ 出雲大社へ:縁結びの神様にご挨拶

出雲大社には3年ほど前に一度、妻とお参りしていて、もう一回こんなに早くに行くとは思わなかったのですが、妻は元乃隅神社へ行きたいというので、そのまま通り道として立ち寄ることにしました。
途中のドライブインで朝食に「津山ラーメン」を食べました。醤油ベースのスープに中太麺、ほんのり甘いチャーシューがのっていて、意外にも朝でもするっと食べられる味でした。出発してから数時間、ほっと一息つけたありがたい休憩になりました。
名阪国道から近畿道を通って、中国道へ。渋滞はなく、スムーズな走行で山陰方面へ。道中は雨は降っておらず、曇り空ながらも走行にはまったく支障がなかった。
9時過ぎ、出雲大社に到着。駐車場は山道の一番手前ぐらいにある道の駅に今回も停めました。3年前に来たときもそこに停めたので勝手知ったる場所です。無料で止められるからいいところです。お土産も大きなお土産物屋さんがあるのでおすすめ。駐車場はすでに観光客の車がちらほら。神楽殿の大しめ縄を見上げると、圧倒的な迫力に背筋が伸びる。夫婦でしっかりと参拝を済ませ、「今回の旅も安全に楽しく過ごせますように」と祈願。
参道を少しだけ散策。出雲大社のお土産で、参道にある店でしめ縄のようなお守りを買いました。天候が曇りだったため、歩きやすく助かった。


▶ 元乃隅神社:断崖の絶景、赤い鳥居の道

出雲を出て日本海側へと車を走らせ、向かったのは元乃隅神社。途中、竹内まりやさんのいとこが営んでいることで知られる「三色そば みつき庵」に立ち寄り、三種類の薬味が添えられた三色割子そばを楽しみました。それぞれの味わいが異なり、出雲そばの奥深さを感じさせる一品でした。
その後、元乃隅神社に着く頃には雨が降り出してしまい、穏やかに観光というよりはややバタバタした印象に。実はこの神社、例年7月17日から8月9日までは参拝制限がかかることがあるようで、今回訪れた日も本殿への立ち入りはできませんでしたが、海沿いに連なる赤い鳥居の道までは進むことができました。
断崖に沿って立ち並ぶ無数の鳥居はやはり圧巻で、写真で見るよりも迫力があります。風はなく、雨足も強くなってきたため、高台からの展望もゆっくり味わうことはできず、やや足早の見学に。とはいえ、潮の香りと霧に包まれた景色は、ある意味幻想的でもあり、印象に残る体験となりました。


▶ 宿泊:ホテルアームゼ(新山口)

18時すぎ、新山口駅近くのビジネスホテル「ホテルアームゼ」に到着した頃には、かなりの豪雨になっていて駐車場の場所がわからず、妻に先にホテルに入って駐車場を確認してもらいました。無事に車を停めることができてホッと一安心。
ホテル自体は広くてきれいで、思った以上に快適な印象でした。チェックインを終えて部屋で少し休もうかという間もなく、「すぐに夕飯を食べに行こう」と5分ほどで外へ。
近くに目をつけていた居酒屋は「うまいもん酒場 とらっ家」という店で、ホテルから徒歩2分ほどの場所にあり、事前に調べて気になっていたお店でした。18時ちょうどの開店時間まで数分待って入ろうとしたところ、なんと予約で満席とのこと……。
仕方なく駅の反対側まで歩いて移動し、たまたま見つけた「浜べゑ」というお店に入ってみることに。ここでは鯨の盛り合わせ、瓦そば、浜焼きなどを堪能。これが予想外の“当たり”で、料理も接客もとてもよくて、初日の夜にいい締めくくりになりました。
夕飯を済ませた後、コンビニでビールとご当地のお菓子を買って部屋で飲み直し。男性には大浴場がありましたが、女性用はなく、仕方なく妻は寂しそうに部屋のシャワーを浴びました。その夜は、朝3時から起きていたこともあり、飲み直しと言いながらも眠気に勝てず、早々に眠りにつきました。