【車中泊ひとり旅・2日目|冬の東北を車中泊で巡る】

雪と温泉と朝ラー。冬の東北を車中泊で巡る一人旅2日目は、静かで、そして濃い体験の連続だった。


昨日は思っていた以上によく寝てしまった。 やっぱり冬でも電気毛布があると全然違う。車中泊でも、寒さに起こされることなく、朝までしっかり眠れるのはありがたい。

外を見ると、気温は4℃。 雨は昨日の夜からずっと降り続いている。 歯を磨いて、身支度を整えたら、車の少ないうちに走り出すことにした。

早朝の移動、福島へ|冬の東北・車中泊旅の朝

とりあえず向かったのは七日町通り。 その途中で福島県に入った。

峠を越えるあたりから雪が降り始め、脇にはすでに結構な雪が積もっている。 道路自体はまだ白くなっていないけど、降り方を見る限り、降り出したら一気に積もりそうな感じがする。 東北の冬らしい景色だ。

道の駅あいづに到着すると、少しずつ夜が明けてきた。 途中は雪だったのに、ここでは雨。 外気温は1℃。

この道の駅は泊まり組がかなり多かった印象だ。 時間調整も兼ねて、車内でパソコンを開いて少し副業作業。 こういう「旅の途中に作業する時間」も、今ではわりと好きだったりする。

七日町通りと朝ラー|喜多方ラーメンを朝から

まだ少し早いけど、雨が降っているので七日町通りは車でサーッと様子見だけ。 商店街というより、観光地寄りな雰囲気。 お店はそれほど多くなく、時間帯的にほとんど開いていなかった。 休日ならもう少し賑わうのかもしれない。

そのまま喜多方方面へ。 「麺侍」で朝ラーを食べることにした。

こってり醤油を注文。 ひと口食べた瞬間、「あぁ、喜多方ラーメンやな」と思う味。 濃いけど重くなくて、ささっと食べられる。 麺はやや太めで、見た目は少なく感じるけど、食べ終わる頃にはしっかり満腹。 朝からちょうどいい一杯だった。

雪の山形、蔵王温泉へ|硫黄香る名湯

このあと、蔵王温泉を目指す。 山形に入ると、雪の量が一気に増えた。 木々も真っ白で、完全に冬景色。 それでも周りの車は意外と速いペースで走っている。

蔵王温泉に到着。

上湯のさらに上にある神社まで行き、動画を撮りながら散策。 そこから下湯まで歩いて降りていく。

お店はあまり開いていなかったけど、温泉街の雰囲気は十分に味わえた。 上湯に入ってみると、湯の感じは草津温泉に少し似ている。 硫黄の香りはあるけど、激熱というほどではなく、入りやすい。 体の芯から温まる、いかにも「温泉に来たな」と感じる湯だった。

銀山温泉へ|大正ロマンの温泉街

次の目的地は銀山温泉。

銀山温泉は、写真で見る通りの雰囲気があって、確かにいい場所だと思う。 ただ、観光客は中国人ばかりでかなり多い。 駐車場も遠く、今日は日帰り温泉が定休日で入れなかったのが残念。 雰囲気はいいけど、「また来たいか?」と聞かれると、少し微妙な気持ちになった。

共同浴場と夜ごはん|地元密着の温泉とラーメン

だいたい今日の予定は終了。 どこかで最後に温泉に入って、晩ごはんを食べて、道の駅を探して寝ることにする。 明日は乳頭温泉が控えている。

水曜日は日帰り温泉が閉まっているところが多く、少し探して辿り着いたのが羽根沢温泉共同浴場。 300円を入れるとドアが開く仕組みで、なかなか面白い。

最初は貸切、後から一人入ってきた。 こじんまりしていて、地元の人に愛されている感じの、いい温泉だった。

その後は町の方へ向かい、幸楽苑で塩タンメンと餃子。

今日はラーメン多めの一日だ。

道の駅で就寝|冬の車中泊のリアルと注意点

道の駅おがちに到着。 ガソリンも満タンにして、今日はここで寝ることにする。 トイレに行こうと外に出たら、路面が凍結していてかなり怖い。 東北の冬を、最後にしっかり思い知らされた。

車に戻って、エンジンを切る。 静かな夜。 明日はまた温泉が待っている。 今日はよく走ったし、よく温まった。 あとは寝るだけだ。


2日目を振り返って|冬の東北を車中泊で旅するということ

冬の東北は移動こそ気を使うが、その分、温泉のありがたさや静かな景色を強く感じられる。 朝の喜多方ラーメン、雪の中の蔵王温泉、雰囲気抜群の銀山温泉、そして地元密着の共同浴場。

冬の東北車中泊旅は「無理をしない計画」と「温泉」を軸にすると、満足度が一気に上がると実感した一日だった。

3日目|凍結路と白濁の湯、そして青森の夜へ |